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2014.09.16.Tue 今日のオペ室
執刀医 ユーゴスラビア人
麻酔科医 ウクライナ人 第一助手 日本人 第二助手 エジプト人 看護師 インド人 麻酔科の先生はウクライナ出身。手術の合間を見つけては内戦の犠牲者のニュースを確認している姿が痛々しい。今も家族や大切な人達が戦下にいるのだそう。そうでなくとも、愛する故郷の惨状を見るのはどれ程辛いことだろう。 執刀医の先生はユーゴスラビア出身。20年前のボスニア-ヘルツェコビナ紛争の時に難民としてマルタにやってきたそう。当時のことや難民としての苦悩、そしてどれだけの人達が内戦後の今も体や心に負った傷に苦しめられ続けているかを話してくださった。 私にとっての戦争は死の匂い、飢えと渇き、助けを求めて伸ばされる手。そして腕の中で徐々に冷たくなっていく子供の体温。現場を去って10年経つけれど、それらの記憶は今も五感に残っていて、うっかりと日常に流されそうになる度に鮮明によみがえってくる。 私が日本人ということもあり、敗戦国の戦後教育、そしてその後の世界状勢の話題になった。 バーレーン出身の同僚は真珠広場の暴動の最中にいた経験や第4次中東戦争の経験、そして相次ぐテロ事件へのムスリムとしての私見を話してくれた。 今は連絡の途絶えたイスラエルやパレスチナ出身の学友たちに思いを馳せる。 私達人類は長い歴史の中で同じ過ちを繰り返し続けている気がする。 殺人は悪いこと。悪はどんな言い訳をしても悪。人の命の価値を歪めて良い正義なんて存在しない。人の命よりも重い国策なんて馬鹿げているし、そもそも誰かを殺さなければ繁栄出来ない国など元より価値がないと思う。それは自国民であろうと他国民であろうと同じこと。 だから私は、戦争反対。同じ理由で死刑反対、中絶反対。 命は守るべきもの。例外はない。ただシンプルにそう信じて、私は医師になったのだ。 そんなことを考えさせられた一日でした。 現実では、そのシンプルな信念すら全うできていなくて、日々葛藤し、苦悩し、後悔し、迷っているのだけれど、それはまた別の機会に。
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2014.06.24.Tue 食事
当直明けの日曜日恒例のサンデイブランチ。
スパークリングワインと。 同僚のお誕生日。 アジア人で集まって、コリアンディナー。 久しぶりにお料理しました。
| 23:21 | - | - |
2014.06.16.Mon 日常
仕事帰りに同僚とビーチに行って
一泳ぎしてから海岸通りを散歩して 軽く食事して フェスタがあると聞きつけて、今度は島を縦断 花火を見て帰りました。 マルタは夏盛です。
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