2015.08.30.Sun スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています



| | - | - |

2007.08.03.Fri 実習奮闘記 in ブルガリア day 8

昨日お世話になった産婦人科のドクターから、今日の帝王切開に加わるようにとご連絡をいただきました。わぁ〜い!!

まずは回診にご一緒させていただいて、患者さんにごあいさつ。快く許して下さいました。
手術室ではドクターが手の洗い方や術衣の着方を教えて下さいました。
そしていよいよ手術開始!!私の担当は、血液や様水を吸い取るチューブ係。普段は術部に置いたまま、必要に応じて助手や担当ナースが使っています。

今まで患者さんや機材に触れないように、遠まきに見学させて頂いていた手術が、今日は間近でドクターと同じ位置で見学でき、感動の連続でした。逐一ドクターから説明をしていただいたり、臓器や筋肉などを触らせていただいたりと大興奮でした。

執刀医と助手のドクターと、ナースの3人の息がピッタリ合っていて、その手際の良さはまるで神業のように見えます。かく言う私はというと、あふれ出る様水に対応しきれず、床に洪水を作ってしまいました。とほほ…。患者さんには全く影響はありませんので、どうかご心配なく!

手術室を出ると急に膝がガクガクしてしまい、自分がどれだけ緊張していたのか気づきました。一日に何件も手術をこなす先生方、本当に尊敬します。


長めに休憩をいただいてから、午後はClinical Laboratoryへ。今日は尿検査のチームに入れて頂きました。とはいっても検査はほとんど午前中に集中してしまっているので、午後の検査はほんの数件。これ幸いということで、例の如くMicroscopic Examinationの指導をして頂きました。尿と一言にいっても、疾患によって含まれる物質が様々で、不適切な表現ですが顕微鏡をのぞくのはとても面白いです。今日もスケッチを取りながら指導して頂き、大変勉強になりました。



今日の写真は生まれたての赤ちゃんと。
恥ずかしいので小さくのせました。


| 18:21 | comments(2) | Bulgaria |

2007.08.02.Thu 実習奮闘記 in ブルガリア day 7

今日は午前中は病理、午後は産婦人科でお世話になりました。

病理では、サンプルの切り出しから。ホ、ホルマリンが目にしみる〜とボロボロと涙をこぼしながら先生の手元を凝視させていただきました。よく病巣を観察するためにも、切り出し方をサンプルごとに考えなければならないそうです。なるほど。
サンプルの中に、先日摘出手術を見学させていただいた左腎があり、何やら愛しいやら懐かしいやらで妙に親しみを持ってしまいました。

サンプル切り出し後は例の如くMicroscopic Examination。前回と同様に様々なサンプルを観察させていただきスケッチをとりながら、逐一説明をしていただきました。すごく勉強になります。



午後は産婦人科へ。人工中絶2例と帝王切開2例を見学させていただきました。
人工中絶は他のどの手術とも違うただならぬ雰囲気の中で行われました。麻酔で患者さんが完全に落ちてから、15分足らずで手早く処置をしてしまいます。途中で患者さんに意識が戻ったら、ナースもドクターも息をひそめて再に患者さんが落ちるのを待ちます。意識のない中、涙を流し続ける患者さんもいて、同じ女性としていたたまれませんでした。

キツイけれど、産婦人科医を目指す以上避けて通れないことだからと、ドクターがあえて組み込んでくださった今日の産婦人科実習。手技も詳しく説明していただき勉強になりましたが、精神的に何だかとても疲れてしまいました。


| 17:34 | comments(0) | Bulgaria |

2007.08.01.Wed 実習奮闘記 in ブルガリア day 6

さて、実習もいよいよ本格的になってきました。
今日は終日Clinical Laboratory、日本では何というのでしょうか、尿検査と血液検査をする部署です。
日本では確か臨床検査技師(?)の方が担当されるのではないかと思いますが、こちら東欧では専属の医者が担当しています。

例の如く、午前中はドクターのシャドウイングをさせていただきました。じつはClinical Laboratoryはとても楽しみにしていた部署です。というのも、夏学期のBiochemistryの実習で血液検査と尿検査の勉強をしていたからです。実習二日目にお邪魔した時はほんの数時間でしたが、今日はありがたいことに一日中お世話になります!昨日からワクワクしていました。新しいことばかりの実習でしたが、今日は大学での勉強をしっかりreviceできるのです!

ところが!みたこともない機材に囲まれて、しばしボーゼン…。
そう、TOKUDA Hospitalはヨーロッパ最新鋭の病院。各部署に最新の機材が導入されています。旧ソ連製かと思われるほど古い機材を使っている我が大学病院を想うと涙がでそうです。こちらでは、全ての患者さんのデータがコンピューターで管理されており、各科のドクターからのオーダーもコンピューター上で行われます。これって、スゴイことです。


ともあれ、ドクターに一通り説明をしていただいて、検査自体は大学で勉強したものと変わらないことがわかり、漸く実習をスタートできました。午前中は血液検査用の機械を操作させていただきながら、ドクターとの嵐のような一問一答勝負。「hematocritの正常値は??このサンプルの特徴は?」などなどなど、矢継ぎ早に質問が飛んできて冷汗をかきながらの応戦でした。


スタッフの方とランチをご一緒させていただいて、午後は専属のナースの方が付きっきりでmicroscopic examinationの指導をしてくださいました。様々なサンプルを見せて頂き、スケッチを取りながら症例の説明をしていただきました。小さな質問でも丁寧に説明していただき、大学での1学期分以上を今日一日で勉強させていただいた感じです。

一日が終わる頃にはヘトヘトに疲れてしまいましたが、とても充実した1日でした。
明日もがんばるどーー!


| 06:38 | comments(0) | Bulgaria |

2007.07.31.Tue 実習奮闘記 in ブルガリア day 5

今日はソフィア医科大学の見学に行ってきました。TOKUDA Hospitalに勤める遺伝学の教授が案内役を買って出てくださったのです。

朝礼で今日のスケジュールを確認後、教授とともにトラムで大学へ。病院から大学までは30分ほどでです。途中カフェにより、バニツァとコーヒーの朝食をご馳走していただきました。バニツァというのはバターのはいっていない固めのパイ生地でチーズをつつんだもので、ブルガリアでは朝食によく食べるそうです。美味しいですよーー♪♪


大学では遺伝学の研究室をはじめ、各科や付属病院を案内していただき、副学長や人工授精の第一人者である産婦人科の教授と懇談させていただきました。やはりブルガリア1の医大だけあって、設備も人材も私の通う地方大学とは段違いでした。真剣にこちらへの編入を考えようと思います。


午後は病院に帰り、産婦人科外来を見学させていただきました。前回出産を見学させてくださった先生の担当です。今日の患者さんは、周産期の定期検診、帝王切開の予後のチェック、避妊具の装着などなど。昨日の外来といっても小児科とは全然違い、これまた勉強になりました。

今日の写真は遺伝学の研究室の窓からの眺めです。


| 18:40 | comments(1) | Bulgaria |

2007.07.30.Mon 実習奮闘記 in ブルガリア day 4

今日は手術見学です!
朝から帝王切開、ヘルニア、腎臓の摘出手術と3例続けて見学させていただきました。

手術というと、スパパパーンとメスをいれるとすぐに患部に行きつくイメージだったのですが、じっさいは表皮からはじまり、何層もある筋肉や筋膜を層ごとに丁寧に丁寧に切りひらいていくことに驚きました。患部も同様で、そいだりはがしたり切ったりつなげたりという、地味で細かい作業が続きます。血管や神経の流れ、筋肉の構造などを熟知していないと決してできない作業です。解剖学の重要さがよ〜くわかりました。


遅いランチの後は病理へ。TOKUDA Hospitalには同時に2人が観察できる顕微鏡があるので、ひたすら細胞の勉強をさせていただきました。ソフィア医科大学の教授でもある病理部長が直々に個人授業をしてくださり、恐れ多くも大変勉強になりました。今日のスケッチノートは来学期の病理の勉強にも活用させていただきます♪


| 17:33 | comments(0) | Bulgaria |


1/2 >>